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BLOG 2020.12.31
完熟きんかん梅酒 誕生秘話

完熟きんかん梅酒 誕生秘話

小さなオレンジの丸が鈴なりになるきんかん。Little Kissシリーズ最新作でもある「完熟きんかん梅酒」には、実はすごいきんかんが使われているとか…

きんかん自体は秋から冬にかけて庭先でもよく目にすることができる果樹ですが、東酒造のLittle Kissに使われているのは、なんと百年三代(!)になる鹿児島県南さつま市の清木場果樹園の『樹上完熟きんかん』なんです。

そんな特別なきんかんを生み出す果樹園農家の清木場(せいこば)さんと、完熟きんかん梅酒が誕生するまでの秘話を振り返ってみたいと思います。

偶然のきっかけからトントン拍子で開発へ

今回、Little Kissシリーズの第三弾として、何かコラボレーションできる良い素材が無いかとあれこれ探していました。たまたま東酒造の工場がある南さつま市に、老舗果樹園でありながら新しいことに果敢にチャレンジする清木場果樹園さんがあると知り、早速会いに行きました。

清木場果樹園は廃校になった校舎をリノベーションした工場を持つユニークな果樹園。外観からはここが果樹園+工場とは思えません。ここで収穫されたきんかんを一次加工し、酒造に運び込みました。

校庭には大きなシンボルツリーが。(画像:清木場果樹園様サイトより転載)
校舎内も学校だった頃の雰囲気が随所に残っています。(画像:清木場果樹園様サイトより転載)

完熟金柑は樹上完熟するまで待ってから収穫するもので、糖度が16度から20度ぐらいまでなります。ひとつひとつを丁寧に手作業で収穫するから、本当に手間のかかった美しいきんかんばかり。

丸々実った完熟金柑。「完熟きんかん黄金丸」の商標を持つ。

たくさんの苦難を乗り越えて生まれた一本

開発に至るまでは実は結構な苦労があったとか。。。

お酒に使うための加工では種取が一番大変だったかなと。(金柑は小さな種があります…)また、今回はメッシュの大きい網で原料をこすのに大変苦労しました。
清木場果樹園は、完熟金柑に特化して生産から加工販売まで行っている会社です。いいものを、美味しいものを全国の食卓に届けています。これからもよろしくお願いします。

清木場果樹園 取締役 清木場真一さん

たくさんの苦労を経て最高のきんかんをご提供いただいた清木場果樹園さんに改めてこの場を借りて感謝いたします。また今後もぜひコラボレーションできたらと思うばかりです!

開発者イチオシの飲み方

完熟きんかん梅酒の甘さを活かすという意味では、定番のロックだけでなく、炭酸割りもオススメです。アイスにかけてデザートとしてもGOOD!

相性のいい食事は、和食よりも洋食(肉系)が良さそうです。ハンバーガーやポテト等との相性も良いので、週末のランチで楽しむ等楽しみ方は無限大。定番のバニラアイスにかける以外に、クレープのソースに使ったり、スイーツの原料としても使えます。

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